狭小地の木造3階建て住宅『十字路に建つスキップハウス』の現場では、内装の下地となるプラスターボードが、壁と天井に貼られはじめました。
この住宅は準耐火構造(イ準耐-2・45分)なので、プラスターボードには基準をクリアした厚さ15mmのものを使います。ちなみに、準耐火構造が要求されない場合は、壁には厚さ12.5mm、天井には厚さ9.5mmのものを使います。また、準耐火構造では、床のフローリングの下側にも、厚さ9.5mmのプラスターボードを貼ります。
洗面室などの湿気の多い部分には、表面が緑色の耐水プラスターボードを使います。
トイレのペーパーホルダーやタオル掛がつく部分など、下地が必要な部分には、ビスが効くように先に下地を入れておきます。
ユニットバスが設置され、窓廻りに見た事のない部材が付いていたので確認しました。アルミサッシが個別認定に切り替わり、室内側に樹脂枠がつくタイプのサッシでは、ユニットバスの窓周りにサッシ固定用のアルミ部材(3センチぐらいの幅のビス止めされた部材)が必要になったとのことでした。部材が増えて少し出っ張りもあり、スッキリしないのが残念です。
建て主の方もいらっしゃり、用意したサンプルをお見せしながら、仕上げ材の簡単な打ち合せもしました。